医療法人 寛裕会
浜野ホスピタル

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クロザリルについて

クロザリル(クロザピン)とは?

クロザリルは、治療抵抗性統合失調症に効果があると認められている世界で唯一の薬です。日本では2011年より処方可能となりました。

当院では、2018年よりクロザリルの治療を行い、患者さんの笑顔になれる新たなワンステップをめざしております。

治療抵抗性統合失調症とは?

統合失調症の患者さんの中には、数種類のお薬を充分な量、十分な期間で治療を続けても、効果が十分にあらわれなかったり、副作用が出て服薬の継続が難しい例があります。この様な状態を「治療抵抗性統合失調症」といいます。

クロザリル効果と副作用

治療抵抗性統合失調症に対するクロザリルの有効性は高いのですが、顆粒球減少症、心筋炎、けいれんといった重篤な副作用が出現するおそれがあります。

これらの副作用が出た場合は、迅速、適切に対応できるように、定期的な血液検査が義務付けられています。更に初回投与開始から18週間は入院管理下での治療が必要です。また、副作用発現時には千葉大学附属病院と連携しておりますので、安心して治療を受けることができます。

クロザリル患者モニタリングサービス(CPMS)

クロザリルによる治療を安全に、安心して受ける事ができるように、第三者機関によるクロザリル患者モニタリング・サービス(CPMS)に血液検査を報告することが義務付けられています。血液検査の結果をCPMSに報告し承認後に処方、調剤、内服となります。

クロザリルに関心のある方は、医師にご相談ください。

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